シン・エヴァを観た【ネタバレあり】
こんにちは、りーぬです。
とうとう観てきました!!!!!!!!(5日前)
『シン・エヴァンゲリオン』!!!!
エヴァQを劇場で観てから8年以上の時が経っていることに些か絶望しつつも、「8年も待ったエヴァンゲリオンがとうとう公開される、そしてとうとう完結する.........」というエモさに包まれながら映画館に向かいました。
【ネタバレ以外の感想】
・特典、アスカ、最高にビジュアルが良い。
・着席前、隣のお客さんが私の席にガッツリ上着を置いていて「おいおいおいおいおい!!!!」となった。
・上映前にたくさんの予告が流れたが、abc対策のおかげで知らない作品が一個もなく、答え合わせ感覚になれて楽しかった。
・久しぶりに映画に来たので、NO MORE 映画泥棒の新バージョンを初めて観た。今までの映画館内での謎の動きは何だったんだ?と思うくらいカッコよくなってるじゃん。
・2時間半、めちゃ長い。観劇後頭痛がすごかった。世界一幸福な頭痛だった。
以下、ネタバレに触れるので、これから映画を観る方はブラウザバックをオススメします!
【感想】断片的な記憶なので一部順番前後してそう。箇条書きです。
・「これまでのエヴァ」、いい感じのダイジェストになっていたけど、やはり「どうしてこうなった???」という気持ちは何度でも起こる。
・マリの鼻歌から本編が始まるの、Qもそうだよね? 帰ってきたんだな〜というエモさで爆発しそうだった。
・マリがエヴァに乗っているとなんとなく「絶対に彼女は負けない」みたいな安心感があって良い。
・ヴィレの人たちみんなプラグスーツ着てる〜????なんで〜〜????
・マヤちゃんの「これだから若い男は...」がもはやネタ扱いされていて草。
・2体の首無しエヴァが繋がって歩いてくる謎のやつ、ちょっと面白かった。
・エッフェル塔(訂正)をねじ曲げてるの見て、そんなことある?ってなった。
・「今回は前作からどのくらい時が経ってるの...?」と少し不安になっていたが、死にかけのシンジを引っ張るアスカ、ついてくるレイが出てきて、Qから時がほぼ進んでいないことに安堵した。
・トウジの声がしてめちゃくちゃ嬉しくなった.......お医者さんなんて......立派になったね..........
・委員長もケンスケもマジでみんな生きていて良かった................みんな大人になっている...............
・ケンケン!!?!??!ケンケンって何!!?!?
・DSSチョーカーそりゃトラウマだよね.......
・ケンケンは優しいね〜〜〜
・レイが感情を知っていく度に愛着が湧くのズルい、どうせこんな幸せ続かないんだろ?という絶望が見え隠れしていたけれど。
・レイが田植えするシーンが公式で作られるなんて誰が予想したよ..........
・ペンペンがめっちゃおる〜〜〜!!!!!
・黒波がポカ波にだんだん近づいていくのが嬉しかった、いくら壊れてしまうとしても、結局Qで我々を絶望させた綾波レイもちゃんと同じ“綾波レイ”だったんだなって実感した。
・シンジも良かったね.........自分が助けたはずの綾波と重なるものがあったんだろうな。
・ケンケン、仕事ができすぎる。いつからこんなにできる男に......ケンケンが諸々に説明を入れてくれることで我々側も理解できる部分が増えていてありがたかった。
・レイが消えちゃうシーン、今思い出す方がキツいな。ずっとあの村で幸せに暮らして欲しかったよ私は。
・シンジ、カオルくんが消えた時とは比べ物にならないくらいけろっとしてるじゃん。突然メンタル強くなり過ぎでは?????
・いやあ、ミサトさんと加持さんに子供がいたの、今作1番の衝撃でしょ......Qで全く触れられなかった加持さん、亡くなってたんだな.......
・よくわからないままヴィレに戻った、アスカはどういう立ち位置で任務を負っていたんだ???
・破のアレがトラウマだからアスカの告白には「そんなこと言ったら今度こそ死んじゃうからやめてくれーーー!!!」って気持ちになった。
・シンジ、マリの名前知らなかったのか........
・南極の氷めっちゃ割るやん。
・眼帯の奥に使徒が封印されてたのか〜〜マリが2号機に乗った時のザ・ビーストと同じ雰囲気の覚醒だったね。
・「アスカの前に現れたアスカ・オリジナルは惣流」って考察見たんですけどマジ〜????
・容赦なく顔に弾丸ぶっ放すサイコパスリツコさん流石。
・ゲンドウはいつから人間じゃなかったんだ?もう全部わからん.........
・シンジとミサトさんが普通に話せているだけで「本当によかった.......」って気持ちになった。リョウジくんという息子が生まれたことで、よりシンジにも母親的な愛を向けていそう。
・やっとシンジがエヴァに乗った!!!何分待ったよ!!!!!!!!
・突然ザコい特撮物みたいなバトルが始まって面白かった。家とか学校内でエヴァが戦ってるの、面白要素しかない。
・ゲンドウがピアノ弾けたの初知りだ。
・ゲンドウとか冬月さんとかユイさんとかマリとかの関係性、もう一回漫画版で確認したくなった(漫画版と新劇場版の設定が繋がっているとは限らないけど)
・冬月さんも溶けんの〜????????なんで?
・ミサトさん、あれだけお膳立てされて死なないはずないよな.......それでもまあショックだよね......
・槍ちっちゃ〜
・カオルくんとゲンドウ、重なる部分が全くないし、結びつけたこともなかったけど、0か100かって話だったのか。ゲンドウにない姿、そしてゲンドウがなりたかった姿を寄せ集めた結晶がカオルくんだったんだな。
・アスカは小さい頃に見た碇親子の姿をずっとずっと覚えていたんだろうな。
・アスカ、ケンケンに出会えて良かったね...........
・シンジが言ったアスカへの「好きだった」が恋愛感情としての好きだとしたら、ほんまに??って思っちゃうけどね......まあいくつもの感情が重なった結果の「好き」なのであって、「恋愛感情」とかいう一言で片付けられる重さではないはずだが。
・ぽか波とも黒波ともちゃんと向き合えてお別れできて良かったね........
・あの撮影セットみたいな場所はどういう表現なんだろう〜みたいなことを観た人と語りたい。私は、「所詮箱の中で起こっていた、仕組まれていた感情」に区切りをつけるという意味でのあの場所だったんじゃないかなと思った。
・最後に迎えに来るマリ。あらゆる場面でシンジやアスカを救ってきた新劇場版に間違いなく欠かせない存在。絵コンテの演出良いですね。
・ゲンドウくん、ユイさんに会えたか!!!!これでもう満足したか!!!!!!
・人がいっぱい空から降っていた。牛か羊も降ってたような記憶があるんですが、これは流石に夢?
・シンジとマリが大人になってたことの方が夢なんじゃないかと思っちゃう。
・カオル×レイとシンジ×マリのラストなんて誰が予想できたよ〜〜〜。でも、カオルは「ゲンドウの別のかたち」でレイも「ユイの別のかたち(と言えなくもない)」だからくっつくのは条理。更に、マリのモデルが安野モヨコ氏であることを考慮すると、シンジは「庵野監督自身の別のかたち」だと解釈ができるから、こっちも条理。ラストのラストで「今までずっと見せられていたのは庵野さん自身の話だったのかもしれない」という考えが湧いて、不思議な気持ちになった。実在の人間が実在しない世界で実在する感情と戦う実在しない話。頼むから2組とも末長く幸せでいて欲しい。
・宇多田ヒカルの音楽が流れないとエヴァは終われないし、流れてしまうとお別れなのを悟って寂しくなる、ジレンマ。
・エンドロールの神木隆之介の文字に目が飛び出た。
以上!
【総評】
Qまでで粉々になっていたもののカケラを多少無理矢理にでも全部拾い集めて、ちゃんと綺麗なかたちで作品として完結させてくれたことに対して感謝の気持ちでいっぱいになった...........8年待って良かった.........本当にありがとうございました..........
シンジがゲンドウ、カオル、アスカ、レイ、ユイ、そしてエヴァンゲリオンとちゃんとお別れができて良かった。前に進めて良かった。
「物語が完結すること」にここまで感慨深くなれることはもうこの先しばらくないだろうなと思う。完結せずに全ての結末が放棄される未来も覚悟していたからこそ、完結したことに対する感動と喪失感は一入ですよ........もう新しいエヴァを待つことはできないんだなあ。
最後を見届けられて良かった、ひとえにそれだけ。ありがとうございました。
さらば、全てのエヴァンゲリオン。